ニューテクノファーストの産廃物の回収・運搬は、再利用のために企業側に運搬しており、多くの信頼と実績を積み重ねています


ニューテクノファーストの産業廃棄物の回収・運搬は、リサイクルの観点から再利用のために企業側に運搬しております。ニューテクノファースト側から適切な提案をさせていただける場合もございます。そんな数々の信頼と実績を積み重ねた取り組みを社員のTさんに語っていただきました。


創意工夫の仕事


聞き手: この会社に入って、何年目ですか?
Tさん: 10年ですね。

聞き手: 現在は、主にどういう仕事をされているんですか?
Tさん: 一つは、セメント会社さん、大分(おおいた)の会社からなんですけど。セメント会社さんって、全部、電力をまかなってるわけじゃないんですよ。

聞き手: はい。
Tさん: 全部、自家発電をおこすために、火力燃料っていうのを買うんですね。通常は石炭。石炭を燃やして。
大分県宇佐市、中津もそうなんですけど。自動車工場の部品メーカーが多いんですよ。で、そこの中間処理業者から不良品なんかを回収してですね、プラスチックなり、そういう商品のゴム系統の部品があって、それを細かく切ったやつを、うちのほうがセメント会社、山口県下関市の会社に火力燃料として入れてるんですね。買い取り、運搬っていう形でね。

聞き手: わかりました。可能であれば、以前のお仕事の内容はどういうものでしたか?
Tさん: 以前は、溶接ですね。ステンレス系の溶接。あとは、重機のオペレーターですかね、はい。

聞き手: では、このニューテクノファーストに入社を決めた理由っていうのはありますか?
Tさん: そうですね。自分としては、最初は、この「産廃」っていう形ではなかったんですね。運送的な感じで、よく見られるウィング車っていう大型のハコ車っていうのがあったんですけど。あれが1台とかあって。長距離まではいかない、中距離ですよね。九州関内から山口県、広島までなので、中距離でしょうね。中距離に興味があって。で、実際やったことがないので、その仕事を。で、大型免許も持っているし。大型を動かす自信はあったんですけど。元々、ちょこちょこは乗っていたんですけどね、仕事の現場とかで。「できるかな」って思いながら、入りましたけど。



聞き手: では、こちらに入社する前と入ってからのギャップってありました?
Tさん: ギャップですか。やはり、不規則ですよね。8時に会社に行って、5時には帰るみたいな外の仕事で多かったので。今は、もう、山口県の徳山には朝6時か、7時頃にはおりとかないといけないんですよ。だから、どうしても、国東(くにさき)まで行くのに、大分から2時間はかかるので、夜間入り込んでコンテナを切り替えて、荷物が入って、空のと入れ替えながら。。。だから、会社を時頃か2時頃には出て行くんですよね。で、帰ってくるのが夕方の、今日はちょっと早いですけど、15時とかそこらですよね(笑)。

聞き手: 前のほうで、早く行って、早く帰る…。
Tさん: 結局、この運送っていうのが、行きの上りがあっても下りの帰りはない、つまり、空では終わらないんですよ。両方活用して行かないと売り上げ的にも数字も上がらないし。それで、せっかく大分から山口まで上(のぼ)ってるので、そこら辺の業者さんをつかまえて、「なんかうちで運べるものはないか」っていうのを、試行錯誤しながら、営業展開をやってきたんです。まずは1社からはじまって、今は、山口県で5社ぐらいまで増えました。無駄がないような運行ルートをやってるんですよ。それで、どうしても、今の15時とかそこらにはなるという。たぶん、行って帰ってくるだけだったら、昼前(ひるまえ)には帰ってこれます(笑)。

聞き手: そうなんですか、なるほど。
Tさん: 向こうのやっぱり、荷物を積んで、北九州の響灘(ひびきなだ)とか。あっちのほうにやったりとかね。ルートとかいくつか考えて、そういうのが週に何回とかあってですね、はい。


自分が経営してる感覚で仕事を動かしている


聞き手: ところで、ほかの社員の方たちって、どんな感じですか?
Tさん: どうなんでしょうね。僕なんかは、ほとんど会社にいないので。いないというよりも、いないから。外から見るというよりも、外からも外部業者的には見るかもしれないけれど、どうなんだろうね(笑)。まあ飲み会は、誘われたことは何回かあるんですけど、中々、夜間に出るものですから、仕事との兼ね合いで、アルコールが飲めないと。正直にいうと、少しでも寝たいっていうのがあって(笑)。

聞き手: そういうふうな強制的なものっていうのはない?
Tさん: ないですね。ただ、会社の人間と仲が悪いとか、いざこざがあるとかいうことは、今までにまったくないので。当たり障りもなく。

聞き手: 先ほどなんかいろいろお聞きしましたけど、やりがいを感じるときっていうのは?? 
Tさん: やりがいというのは、会社の売上にどれだけ貢献するかということでしょうか。最初ですね、ダンプ1台と二人でやってきたのが、車の稼働率を考えていくと、稼働がない日がやっぱり、多かったんですよ。売り上げ的にも、月◎◎◎万いかなかったんじゃなかったっけ。

聞き手: 月◎◎◎万円ですか?
Tさん: うん、月◎◎◎万円いかないときもあるので、1台でですね。そうするとやはり、給料が。。。入った当初は、いろんな条件が良かったので、大丈夫だったんですが、会社も時期的によっては苦しくなることもあるじゃないですか。政治の関係とか。政権が変わって、いろいろ公共事業の発注状況が変わって。それに伴い、会社がちょっと売り上げ的に落ちたときに、やはり、人員削減とか、いろいろ負の連鎖くるじゃないですか?もう、正直やっていけるかなっていうような感じが、やっぱり、かなり何年かあったんですよね。

聞き手: で、やりがいを感じるのは? 
Tさん: うん、やりがいというのは、結局ね。今、ここから見えるんですけど、紫の(車)が2台ありますよね。ある社長からの提案。業者さんなんですけど。そこの社長が「この車を買え」と。緑色のもう一つの車をみて「あれでは、ちょっと売上にならんぞ」っていうことで、車両を変えることになったんです。で、いろんな人から力(ちから)を借りながら、会社を説得。「とりあえず、買ってください、その車を。」で、あの車を買ってから、面白いほど仕事が入るようになった。

聞き手: へー。
Tさん: ていうのがですね。やはり、見た目なんですよ。わかりますかね。ハコがね、あの紫の車のハコが大きいでしょ。あの緑色のダンプと、あの2台を比べて、コンテナ次第なんです。で、やはり、大きいから「積めるんじゃないか」っていう。確かに、積載の関係もあるんですけど。で、「これでどうですか?」っていう。「こういう車両を買うんですよ、入れますよ」っていうことを、あらかじめ種をまいておいて。そしたら、「ああ、いいじゃなか」って話になって。で、最初は、1品目だった積載物の種類がですね。それが、1種類、2種類と増えて。それに応じて、だんだん、量が上がっていって。もう、今は追いつかなくなってますよ。正直。


聞き手: すごい。
Tさん: 営業もしてましたけどね、頑張って(笑)。

聞き手: 業績っていうか。悪いときから、今の状態まで引っ張ったっていうことに対してのやりがいっていうか。
Tさん: やっぱり、自分たちの場合は、結局、やればやった分だけ会社に評価してもらえるんですよ。自分に対して。例えば、今月は、売り上げも会社がいう目標よりは突破してるというと、やっぱり、やりがいはありますよね。つぎに今月はこれだけなんだけど、どうしようかなと思ったら、年間を通して、月ごとに分けていくじゃないですか。じゃあこの月で挽回するぞって頑張ると、目標超えていったらっていう。で、目標達成すると、会社が評価上げてくれるんです。だから、最初は「無理やろ」って言いながらそれを超えてしまえば、「やったな」っていう達成感が出てきますね。で、会社にはいろいろわからないだろうけど、自分なりにいろいろ努力はしましたよ、やはり。ただ、行って、ボーッと立ってるんじゃなくて。竹ぼうき1本持って、散らかっていたら場内を掃いたりとか。それは、いろいろしましたよ。でも、そういうのがあって(笑)。

聞き手: そういう積み重ねがあって。信用を得ていったんですね。。。
Tさん: そうそうそう。信用、信頼性だと思うんですよ。こういう仕事は特に、全部、すべてが。信頼がないと、中々ね。結局、紹介されたりとか。いう感じが多々あって。やっぱ、最初は1社、2社とかね。そういう感じでやってきたんだけど。それが、今は、宇部、小野田、下関、北九州と増えていったんですね。。。

聞き手: 今、実際、何人で回されてるんですか?
Tさん: この前、やっと二人、入ったんです。

聞き手: じゃあ、今まで一人で?
Tさん: そうなんです。全部、一人で。全部、営業と配車とを全部やって。だから、あまり社長とかも口は出さないし。口出しされるとやりにくいところもあるんですけど(笑)。

聞き手: もう信頼されて、任されて。
Tさん: そうだと思うんですけどね。あまり、ごちゃごちゃは言われないので。多少、相談してもらうとか。いろいろ、困ったときは指示を仰ぐこともあるんですけど。8割方は、自分の裁量でやります(笑)。


完全に独立させるような部門に育て上げるのが目標です!


聞き手: Tさんにとって、これからのニューテクノファーストの目標っていうのはどんな事があげられますか?
Tさん: うちは環境部のなかの、『リサイクル部』っていう形をとらせてもらってるんですけど。前は4人とか、5人いたんですよ。結局、私一人になって。それを、車を変えた時点で、それからドンドン拡大していって、4〜5年ぐらいかかったんですが、これからは、部自体というよりも、完全に独立させるような部門にしたいんですよね。人も増やして、車も増やして。

聞き手: なるほど。では、就職を考えている人たちに対して、どんな人がきてほしいですか?
Tさん: やる気がある人が一番でしょうね。なんにしても。とにかく、この仕事は、正直にいうと、中々やりがいがあるかどうかっていうのは、わからないんですけど。車が好きで、運転が好きでっていう人であれば、そんなに苦になるような。普通の一般貨物とは違ってですね、汚れることもあるし、汗をかくことも、たくさんあるんですけど。やりがいがある、頑張っていけば。そうですね。何度も言うようですが、やる気がある人ならいいと思うんですけど。

聞き手: わかりました、ありがとうございました。


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